今回の郷土料理は、はしかみ瓦版4号に掲載した「真鱈と菊花の砧巻き (きぬたまき)」の紹介です。菊花と大根を真鯛で巻いた料理は、さっぱり料理で酒のつまみにも合いそうなので、正月料理に作ってみてはいかがでしょうか。
※このコーナーは料理・飲み物は、「町家・遊膳」の店長である当会の川向理事から紹介していただいております。
今回は暑い夏を涼しくサッパリといただく一品です。夏の階上といえばウニをはずすことは出来ません。 階上に帰ると塩ウニときゅうりもみの和え物を肴に冷たいビールをいただくのがこの上もない楽しみでした。 そこで夏の王様、鱧(はも)ときゅうりのウニ和えを創ってみました。使う塩はモンゴルの岩塩です。 どうなりますか? | |
ポイントはたて塩の濃さです。好みで加減してください。
塩は好みの産地でいいでしょう。 |
料理の作り方
|
今回の料理用に築地からとったアブラメ(アイナメ)は、1.62kgというデカさでした。まさに真鱈にも負けないほどです。通常は0.7kgぐらいの大きさです。 | |
料理の作り方
今回は大きなアブラメですので、頭とカマ、中骨を使ってみそ汁を作りました。アブラメは癖の無い、すこし淡白な味の魚ですので他の具は入れません。上がりに浅葱か万能葱でこの魚の旨さをじっくり味わって頂きたいと思います。
アブラメは煮物にするととても身が崩れやすい魚なので、鱗をとりカマを落としたら内蔵は筒抜きにします。筒切りにした新鮮なアブラメは湯振りなどしないでそのまま和出汁(昆布とかつお)を張った鍋に入れ火にかけます。アラやカマも適詮に切って一緒に入れます。
身に火が通ったら、好みの味噌を解き、仕上げます。 今回は仙台味噌と信州味噌の同量で仕上げています。赤だしも美味しいですね。赤だしにするときは少し濃い目にしましょう。
|
アブラメは階上ではあぶらっこ、通常はアイナメと言い、鮎並などと書きます。初夏から晩夏の魚です。 | |
料理の作り方
|