今回の郷土料理は、はしかみ瓦版4号に掲載した「真鱈と菊花の砧巻き (きぬたまき)」の紹介です。菊花と大根を真鯛で巻いた料理は、さっぱり料理で酒のつまみにも合いそうなので、正月料理に作ってみてはいかがでしょうか。
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料理の作り方
- 真鱈は五枚におろして昆布〆にします。
- 菊花はへたを取り熱湯でゆでた後、加減酢につけておきます。(加減酢は市販の寿司酢を三倍の水で割ったものを使うといい加減になります)
- 大根は幅12㎝、長さ25㎝のかつらに剥き、加減酢に出汁昆布、柚子の千切りを合わせたものに一時間程、しんなりするまで漬けておきます。
- 巻きすに大根を敷き、手前3分の1ほど菊花を敷き、大根の幅に切った真鱈を乗せて巻きます。これを適詮に包丁し盛付けます。ねっとりとした昆布〆と柚子の利いたサッパリとした菊花酢の取り合わせが、お酒の運びをよくするでしょう。
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※このコーナーは料理・飲み物は、「町家・遊膳」の店長である当会の川向理事から紹介していただいております。