アブラメは階上ではあぶらっこ、通常はアイナメと言い、鮎並などと書きます。初夏から晩夏の魚です。
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料理の作り方
- アブラメは鱗を引き、三枚におろします。中骨を取り、鱧の骨切りの要領で包丁を入れながらひと口大に切っていきます。
- 皮目を下にバットに並べ軽く塩、胡椒を振ります。刷毛で片栗粉をまぶします。包丁目にも丁寧にまぶします。余分な粉は落とし180℃ぐらいの油で揚げます。
- 「いちご煮」はいつもより濃い目の味付けにし、煮切味醂を少量加えて少し甘めの味に調えます。これを火にかけ解き片栗粉にて餡にします。
- 揚げたアブラメを器に盛り、獅子唐、季節の花麩を添え、熱々のいちご煮餡をかけます。
※ アブラメは揚げ過ぎないこと。包丁が入っているのでけっこう揚りやすいので気を付けましょう。
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※このコーナーは料理・飲み物は、「町家・遊膳」の店長である当会の川向理事から紹介していただいております。